中山間地域等直接支払事業 |
中山間地域において、平場との農業生産条件の不利を補正して、農用地等の保全や洪水防止、水源かん養など多面的な機能を果たすと共に、農業生産の維持による耕作放棄地の発生防止のため、平成12年度に中山間地域等直接支払制度が開始されています。 |
○対象地域 地域振興8法の指定地域及び和歌山県知事が指定する地域
○対象農用地 傾斜等一定の基準を満たす農業振興地区域内の一団の農用地
○対象者 集落協定に基づき、5年間以上継続して農業生産活動等を行う農業者等
○交付金の単価 |
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対象農地の条件 | 地目 | 傾斜度の基準 | 交付単価(円/10a) | 急傾斜地 | 田 | 勾配 1/20以上 | 21,000 | 急傾斜地 | 畑 | 急傾斜度15度以上 | 11,500 | |
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平成25年度実施状況 |
(1)交付金額 7,647,069円
(2)交付対象面積 395,567u(田307,706u、畑87,861u)
(3)協定数 2協定
(4)参加農家数 129人
(5)農業生産活動等の主な実施状況 ■農用地の管理 ・農地法面の崩壊を防止するため定期点検など ■水路・農道等の管理 ・水路の清掃・草刈り、農道の簡易補修・草刈りなど ■多面的機能増進の活動 ・農地と一体となった周辺林地の下草刈りなど
(6)農業生産活動等の体制整備の実施状況 |
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要件 | 活動項目 | 協定数 | 必須要件 | 農用地等保全体制整備 | @農地法面、水路、農道等の補修・改良が必要となる範囲又は位置 | 2 | A既耕作放棄地の復旧又は林地化を実施する範囲 | | B農作業の共同化又は受委託等が必要となる範囲 | | C自己施工の箇所、整備内容、受益する農地の範囲及び面積 | | D農地の保全管理を行う担い手、活動内容、活動農用地の範囲及び面積 | | Eその他将来にわたって適正に協定農用地を保全していくために必要となる事項に関する範囲 | 1 | 選択的必須要件(A) | @協定農用地の拡大 | 2 | A機械・農作業の共同化 | 2 | B高付加価値型農業の実践 | | C地場産農産物等の加工・販売 | | D農業生産条件の強化 | | E新規就農者の確保 | 1 | F認定農業者の確保 | | G多様な担い手の確保 | | H担い手への農地集積 | | I担い手への農作業の委託 | | 選択的必須要件(B) | @集落を基礎とした営農組織の育成 | | A担い手集積化 | | 選択的必須要件(C) | 農業の継続が困難な農用地が発生した場合は、集落ぐるみの共同取組活動により農業生産活動等の維持を図る。<集落ぐるみ型> | 2 | 農業の継続が困難な農用地が発生した場合は、 JA等との連携により農業生産活動等の維持を図る。<行政支援型> | 2 | 農業の継続が困難な農用地が発生した場合は、企業等との連携により農業生産活動等の維持を図る。<企業等連携型> | 1 | |
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本文終わり
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