通いの場とは、公民館や空き家など、どの地域にもある場所を活用して、地域住民が主体となって運営する居場所のことをいいます。

⇒　週１回、公民館を利用して健康体操をする

⇒　空き家を活用して、近所の人が集える場所にする

　通いの場では、人と人が出会うことで繋がりができ、繋がりが深まることでお互いを思いやる関係に発展します。そこから見守りや助け合いが生まれるなど、地域で人を支えるための基盤になります。また、通いの場に行くことは、社会参加に繋がり、介護予防としての効果も期待することができます。

　当町では、今後も少子高齢化が進むことが見込まれますので、それに伴い要介護認定率の上昇が予想されます。そのため、町では、地域で通いの場を中心とした住民主体の活動を広めることが介護予防や介護が必要になっても地域で暮らし続けるために重要と考え、通いの場の立ち上げや運営について支援を行っています。

那智勝浦町住民主体の活動事業補助金

住民主体の通いの場を運営する任意団体、個人又は法人

※営利目的や政治・宗教的な活動を目的としている場合や他の制度等から補助金を受けている場合は対象外となります。

次のすべての条件を満たす活動

☆ 介護予防に資する活動であること

☆ 町内を拠点とした活動であること

☆ 月２回以上活動を行うこと

☆ ６か月以上継続した活動ができること

☆ 誰でも参加でき、正当な理由なく希望者の受け入れを断らないこと

☆ 開催場所、日時等を町広報誌やホームページ等に掲載することに同意できること

（通いの場の立ち上げ経費）

→ 最大１０万円

（通いの場の運営費）

→ 参加者数に応じて最大５万円

※通いの場に直接従事する人の人件費や謝礼、施設整備の費用、委託料、食糧費、賄材料費は対象外です。

※「その他運営に必要と認められる経費」にあたるかどうかについては、事前に相談してください。

※年度途中でも予算が不足した場合は、受付を終了する場合があります。